競馬の予想を行う時には様々なファクターがあり、何を軸にして予想を行うのかはその人次第でもあります。
レースの傾向から馬券を予想する人もいれば、騎手の実力を考慮する人も多く、十人十色の予想方法が存在しています。
数あるファクターの中でも、参考にしている人が多いのが競走馬の能力を数値化した指数です。競走馬の比較を行なうことは、同じレースに出走していない限り難しいですが、指数があれば能力の比較も楽に行うことが出来ます。
しかし、指数と言っても算出方法は色々あり、提供しているサイトごとに精度は大きく異なっていきます。
今回ご紹介する「木下健の競走馬能力指数」では、競馬に関する本も多く出版している木下健さんが、今までの経験を活かし開発したアルファベース(Alpha-BASE)を用いて、指数を公開しているサイトになります。
木下健さんがどのような人なのか、指数はどのように算出されているのか、提供されているサービスはどのようなものなのかなど、詳しくご紹介していきたいと思います!
木下健の競走馬能力指数とは?
木下健の競走馬能力指数とは、木下健さんが開発した指数算出ソフトのアルファベース(Alpha-BASE)を利用した指数を提供している競馬サイトになります。
指数を知る為には有料の会員登録が必要になりますが、その予想の精度の高さから人気もかなり高く、利用者も多くいらっしゃいます。
まずは木下健さんがどのような人なのか以下で詳しくご紹介していきたいと思います。
木下健さんってどんな人?
木下健さんは、競馬の研究を熱心に続けており、時間が足りないという理由で経営していた電気工事関係の会社を畳んだこともある、ガチの競馬ユーザーです。
公式HPでは以下のように紹介されていました。
どんな予想理論でもとことん試してみることをモットーとし、雑誌に「関東でのみ有効な予想法」が発表された時は毎週新幹線で東京まで通い詰め、「パドックを見なければいけない予想法」が発表されれば、小倉までも足を伸ばしていた。
後に、スピード指数と運命的な出会いを果たし、指数を使っての馬券攻略を始める。
日々のレースリプレイ(レースの映像)を見続ける中で、「レースの中には、着順に影響する様々な要因がある。出走馬それぞれに、有利・不利があるし、一概に指数で表せるものではない。」と気づく。そして「この要因を、指数に反映できないか・・・」と考えるようになる。
これがアルファベース(Alpha-BASE)の始まりである。
引用元:https://takeshi-keiba.com/profile/
1999年にKKベストセラーズの「競馬最強の法則」で雑誌デビューをし、2007年まで約8年半にわたって連載を続けました。
著書には「馬券生活者木下健の競馬で妻子を養う男の馬券術」「競馬で妻子を養う男の走馬眼」「競馬で妻子を養う男・木下健の相馬眼伝授!!」があり、どれも異例の売上部数を誇っています。メディアへの出演も多く、競馬界ではかなり有名な人物ですね。
アルファベース(Alpha-BASE)とは?
アルファベース(Alpha-BASE)とは、スピード指数を算出し、さらに木下健さんの予想を指数に反映させることで、さらに高い精度を実現している能力指数になります。
元来、スピード指数はレース中に起こる有利不利は加味されず、走破タイムという数字のみではじき出されるため、精度にばらつきがあるのが弱点であった。
木下が独自のレースを見る目(走馬眼)から、その影響を指数に反映・補正を行うことにより、これまでにない厳密な競走馬の能力評価(競走馬能力指数)を実現するに至った。
引用元:https://takeshi-keiba.com/profile/
指数をAIやデータなどから算出し、提供しているサイトは決して少なくはありません。しかし、そのどれもが過去のスピードばかりが考慮されており、調教やローテーション、騎手や調子などは繁栄されていないことが多く、予想をする際には精度が低いものも多いのです。
しかし、算出された指数に木下健さんが培って来た経験を影響させることで、他のサイトの指数よりもさらに的中率が高い指数を出すことに成功しています。
実績はホームページでも紹介されているので気になる方は是非チェックしてみて下さいね!
木下健の競走馬能力指数が提供している5つのサービスについて
木下健の競走馬能力指数では、基本的にアルファベース(Alpha-BASE)を利用した指数が有料で提供されており、会員になることで精度の高い指数が入った出馬表やさらに他のファクターも参考にした情報を入手出来るようになります。
全てが有料ですが、サンプルもあるので、まずはどのようなものなのかを知り、利用してみてはいかがでしょうか?
以下では、提供されているサービスの料金や内容についてご紹介していきたいと思います!
Alpha-BASE(アルファベース)
競走馬の能力指数が入った出馬表
スピード指数を驚異的なレースの観察力で補う、いわばデジタル(指数)とアナログ(レース観察)の融合。
この方法で従来の指数ではフォローしきれなかった部分を数値化し、これまでにない厳密な能力の評価を実現。算出した能力指数を使いやすくアレンジした物です。引用元:https://takeshi-keiba.com/service-introduction/
競馬新聞に載っているような出馬表の情報は全て記載されており、さらにアルファベース(Alpha-BASE)で導き出された指数も表記されている出馬表を見ることが出来るサービスになります。パソコンからのみ閲覧することが可能となり、スマホではこのサービスを利用することは出来ません。
・料金形態
- 4週・8日:3,650円
- 8週:16日:7,300円
- 12週・24日:10,350円
- 24週・48日:20,450円
最もスタンダードなサービスとなっており、料金もそこまで高くはないですね。8日で3650円なので、1日に換算すると456円となるので競馬新聞を購入するのと変わらない感覚で利用することが出来ます。
Alpha-BASE PLUS(アルファベースプラス)
Alpha-BASEにラップ指数が入ったバージョン
Alpha-BASEにラップ指数やレースのペース表示&タイプが入ったパワーアップ・バージョンです。
引用元:https://takeshi-keiba.com/service-introduction/
上記のプランにさらにレースのペースやタイプ、ラップ指数が追加されたプランになります。Alpha-BASEにさらに情報を追加することで、もっと高い精度の予想を行うことが可能となります。
こちらのサービスもパソコンからのみ利用することが出来ます。
・料金形態
- 4週・8日:5,250円
- 8週:16日:10,500円
- 12週・24日:14,650円
- 24週・48日:28,800円
アルファベースよりも金額は少し上がりますが、8日でも5250円なので1日当たり656円なのでそこまでの負担にはならないと思います。アルファベースよりもさらに詳しく情報を知りたい方にお勧めです。
Alpha-BASE FULL(アルファベースフル)
Alpha-BASE PLUS + LAP_COME(ラップコメント)
Alpha-BASE PLUSに馬タイプが入った出馬表とターゲットJVに取り込めるラップコメントをセットにしたフルスペック・バージョンです。
引用元:https://takeshi-keiba.com/service-introduction/
Alpha-BASE PLUSにさらに馬タイプとラップコメントが追加されたプランになります。このサイトで利用出来る最上級のプランとなっており、競馬で本気で勝ちたい人が利用しているサービスでもあります。
こちらもパソコンからのみ利用することが出来ます。
・料金形態
- 4週・8日:6,300円
- 8週:16日:12,600円
- 12週・24日:17,800円
- 24週・48日:34,050円
最もグレードが高いので、料金も一番高くなっています。5日で6300円で利用出来るので、1日当たり787円で利用することが出来ます。
全てのプランに共通しているのですが、利用する期間が長くなれば長くなるほどお得に利用することが出来ます。まずは、一番短い期間で試してみるのも良いと思いますが、お気に入りになった際には長期のプランにすると良いと思いますよ。
Alpha-BASE(アルファベース)スマホ版
Alpha-BASE(アルファベース)のスマホ版のサービスになります。利用出来る内容はAlpha-BASE(アルファベース)と同様となっていますが、料金が少し異なります。
・料金形態
- 4週・8日:4,000円
- 8週:16日:7,900円
- 12週・24日:11,300円
料金もそこまで大きな差はないですが、Alpha-BASE(アルファベース)よりも若干高い設定となっています。しかし、スマホ版では木下健さんによる馬コメントも付いているので、利用価値はあると思います。
Alpha-BASE(アルファベース)スマホ版HALF
Alpha-BASE(アルファベース)スマホ版HALFでは、7~12RのみのAlpha-BASE(アルファベース)スマホ版を利用することが出来るようになります。
Alpha-BASE(アルファベース)スマホ版では全レース対応ですが、メインレースしか予想をしないという方にはおすすめのプランではあります。
・料金形態
- 4週・8日:3,450円
- 8週:16日:6,850円
- 12週・24日:9,850円
料金はAlpha-BASE(アルファベース)スマホ版とそこまで差がないので、予想をすることが少ないとしてもAlpha-BASE(アルファベース)スマホ版の方が良いかもしれませんね。
まとめ
今回は木下健の競走馬能力指数について詳しくご紹介させていただきました。
指数の精度の高さはお墨付きですし、かなり予想が楽になると思います。的中率や回収率を本気で上げたい人は、是非利用を検討してみてはいかがでしょうか?