競走馬同士の能力を比較出来たらな…と思ったことはありませんか?
同じレースに出走したことがあるのならば、比較することも簡単だと思いますが、全ての競走馬が直接対決している訳ではないですよね。
同じ距離、同じ競馬場で走っていればスピードタイムも参考になるとは思いますが、馬場状態や天候などが異なる為、完全に比較することは難しいと思います。
そこで利用されているのが、競走馬の能力を数値化する指数ですが、精度にバラつきがある為、詳しく比較することは出来ないものも多いのです。
今回ご紹介する「第三の馬2」は、直接対決がない馬同士でも第三の馬を介することにより、能力比較を簡単に行うことが出来る競馬ソフトです。
第三の馬2の特徴や、搭載されている機能、利用料金などについて詳しくご紹介していきたいと思います。高額馬券も連発しているので、高配当を狙いたい人は特に参考にしてみて下さいね!
第三の馬2とは?
第三の馬2は多くの競馬ソフトを扱っているJRA-VANで提供されている製品になります。無料でも一部の機能を利用することは出来ますが、有料ライセンスを獲得することで、全ての機能を使うことが出来るようになります。
JRA-VANでは、第三の馬2について以下のように紹介されていました。
直接対決の経験がない2頭の馬同士の能力比較を、双方とも対戦した経験のある第三の馬を介して間接的に比較するというKante氏考案のユニークな手法。ソフトではこの比較手法を拡大し、全出走馬同士すべての組合せで比較して各馬の相対的な能力の判断をする今までにないユニークな予想手法。特定の2頭の比較もできるのでユーザー各自の予想支援機能としても利用できる。
引用元:https://jra-van.jp/dlb/sft/lib/dai3nouma.html
直接対決が無い競走馬同士を正確に比較することが出来れば、馬券予想に大きな影響を与えると思います。もちろん、その日のコンディションや調教状況などによって、予想を変える必要はあると思いますが、比較することで最終的な判断を下すことも可能となります。
競走馬の過去の成績を見て予想をする人は多いと思いますが、前走で負けていたとしてもレースのレベルが高かった場合、次走で好走する可能性は高くあります。
逆に前走で勝利していたとしても、レースのレベルが低かった時には、次走でも活躍できるとは限りません。この2頭を比較することはとても難しいですが、第三の馬2ではそれを実現しているのです。
旧型の第三の馬について
第三の馬が開発されスタートとしたのは2000年台後半でした。かなり前からソフトが公開されていましたが、当時はまだハイスペックのPCが流通していないこともあり、利用者はなかなか増えませんでしたが、2000年台後半に入り、処理が早いPCが世に出回ると一気に利用者が増え、瞬く間に人気のソフトへと成長を遂げました。
馬連で10万越えの馬券、馬単で20万超えの馬券、三連複で30万超えの馬券なども的中しており、穴馬の好走を見抜く力にも長けていたソフトでした。
しかし、第三の馬では三連単への対応がない事、処理に時間がかかること、リアルタイムオッズなどの反映させることが出来ないことなどがデメリットとなっていました。
そこで、第三の馬2では第三の馬の基本的な理論や構成はそのままで、リアルタイムオッズの自動取得機能や、三連単・単勝・複勝などの買い目への対応、自動買い目構築などの機能が追加され、さらに使いやすいソフトへと生まれ変わったのです。
利用する方法
第三の馬2はシェアウェアとなっています。お試し版はダウンロードすることで無料で使用することが出来ますが、利用出来るレースの数に制限があります。さらに利用したいと思った時には、ライセンスの購入が必要となります。
販売価格は税込みで10,890円となっており、一度購入すればずっと使用することが可能となります。競馬予想サイトの予想を購入するよりも安いですし、月額制のサイトよりも最初にかかる料金は大きくなりますが、長い目で見ればかなりお得な料金設定ではないでしょうか。
さらに、すでに第三の馬のライセンスを持っている方は、4,400円のバージョンアップ料金を支払うことで第三の馬2を利用出来るようになります。
説明書ももらえるので、使い方が分からない人も安心ですし、サポートも充実しているので利用する上で不明な点があった時には問い合わせることも出来ます。
第三の馬2に搭載されている7つの機能を紹介
第三の馬2では大きく分けると7つの機能が搭載されており、幅広い使い方を行うことが出来るようになります。
それぞれの機能について詳しくご紹介していきたいと思います!
メイン画面
第三の馬2の軸でもあるメイン画面では、メイン指標Pt勝率や順位が出馬表に表示されています。買い目設定画面で買い目候補に指定することも可能ですが、最初Pt勝率だけでも十分な利用価値があります。
利用出来る指標は、勝数、負数、勝Pt、負Pt、Pt勝率などがあり、出走馬の一頭一頭を全出走馬と比較するという途方もない作業を行い、勝ち数、負け数を算出します。
それをポイント化することによって有効な指標値を算出することを目的としております。 当然、勝ちもあれば負けもあるので、これを勝率という形で馬毎に計算し、本ソフト独自の有効指標であるPt勝率が算出されています。
比較詳細表
1日分の全レース全頭比較が完了すると出馬表に各種指標値が表示されますが、その集計前の詳細を比較詳細表で確認することが可能となります。
比較詳細表では競走馬同士の比較結果がかなり細かく表示されので、個別の力関係を確認する際にその力関係の度合いも含めて把握することが出来るのです。
比較詳細表では、結果を〇で表記しており、○の数の多い馬はこのレースにおいては能力面で他の馬より勝っていると判断することが出来ます。この表を利用することで全馬の力関係が一目瞭然になるのです。
比較勝敗表
1日分の全レース全頭比較を行った結果を表示されるのが比較勝敗表です。比較詳細表の総括的な意味合いを持つ表となります。競走馬毎にマトリクス形式で勝敗状況をまとめたものになっており、シンプルな表で馬同士の力関係を簡単に把握することが可能となります。
比較詳細表では、全ての結果を簡単な一覧で表示していますが、比較勝敗表なら一目でどの競走馬が多く勝っているのかなどの序列を一目で確認することが出来るのです。
2頭比較
第三の馬2の基盤となっている2頭比較は、特定の馬を2頭選んでどちらが強いかを比較、分析する機能となります。 この対決を全頭全レース分行うのが第三の馬2ですが、個別の馬同士の比較を行いたいときはとても便利な機能となります。
全ての競走馬の力関係を知ることも重要ですが、気になる競走馬2頭の徹底的な比較を行いたい時などは2頭比較を利用することで、さらに細かく競走馬を比較することが可能となります。
買い目指定と買い目表
第三の馬2で出される買い目は利用者が自由に設定することができ、買い目パターンは無制限にいくつでも登録できるので、利用者が自由にパターンを登録し、必要に応じて使用することが可能となります。
パターンに指定できるのは軸馬1、軸馬2、ヒモ馬の3種類となっており、Pt勝率、勝率、単勝人気、勝数逆順、勝Pt逆順、勝数など各指標値をベースに自由に指定出来ます。さらに、馬券種毎にオッズフィルターを指定することも出来るので、買い目の足切りラインとして利用することも出来てしまうのです。
当初のバージョンで構想された買い目は、Pt勝率上位の馬で構成する少頭数の軸馬2頭とある程度の範囲を網羅するヒモ馬で好成績を収めていたので、その法則に乗っ取った上で自由性も持たせた指定方法となっています。
順当と裏切り・出馬表詳細
第三の馬2を毎週起動して開催日を読み込んでおくと、各馬が期待に応えて好走したか、期待を裏切ったかの記録を残せる機能になります。
出馬表詳細画面には過去に走ったレースの詳細が表示されますが、その過去のレースで順当に期待に応えたのか、それとも裏切ったのかが表示されます。
もし高い評価を受けていたとしても裏切ったことが多いのであれば軸にするのは危険、逆に下位人気馬でも順当に期待に応えているのであれば信頼度を高くすることが出来るようになります。
検証資料
開催委日分の主な指標を一括してまとめた一覧表になります。。開催が終わって結果データが取込済みになっていれば集計ボタンクリックで簡単に表示してくれるので、非常に便利な機能になります。
内容としては各レース毎に1着馬、2着馬、3着馬の指標をまとめて表示したものです。この一覧表はCSVファイルとしてデータ出力することも可能となっていますし クリップボードへコピーしてエクセルに貼り付けて活用することも可能となっている為、自分なりに検証用として活用することが出来ます。
まとめ
今回は、競馬ソフトの第三の馬2について詳しくご紹介させていただきました。指数を出すことが出来るソフト、掲載しているサイトは多くありますが、競走馬同士を直接比較出来るものはかなり珍しいのではないでしょうか。
精度の高さは第三の馬の頃からのお墨付きですし、さらに使いやすくなった第三の馬2はとてもおすすめのソフトだと思います。
無料で数レース分利用することが出来るので、気になった方はまずはお試し版のダウンロードから始めてみてはいかがでしょうか?
もし、的中率も高く自分に合っていると思った時には、正規版の購入も検討してみて下さいね!機能は豊富ですし、かなり使いやすいソフトだと思うので、パソコンが苦手な人でも安心して利用出来ると思います。第三の馬2を使って勝率アップを目指しましょう!