稼げるギャンブルの定番と言えば、やはり競馬ではないでしょうか?的中率で言えば6艇でレースが行われる競艇の方が高いものの、その分、配当は少なくなります。一方、競馬の場合は最大で1つのレースに18頭が出走するため、予想は難しくなり、その分、配当も高くなります。
しかしながら当然、予想の難易度も上がります。競馬の場合は競走馬について調べるだけでなく、その競走馬の血統や距離適性、脚質、近走、調教タイム、体調、騎手、馬場状態、天候なども予想に関わってくるため、的中させることがかなり難しくなるのです。
そんな競馬予想の中でももっとも難しい馬券とされているのが「3連単馬券」です。3連単馬券はWIN5を除けば一番難しい馬券として知られていますが、その分的中した時の配当はかなり高額になるため、馬券を購入している競馬ファンの中でも最も人気があるのがこの馬券です。あまり競馬をやったことがないという人にも3連単馬券は人気があります。
的中すれば場合によってはまさに一攫千金で、一瞬にして大金を稼ぐ事ができる3連単馬券は非常に魅力的です。とはいえ、闇雲に予想をするだけではまず3連単を的中させることは出来ません。一体、どのようにすれば3連単馬券を的中させることが出来るのでしょうか?
この記事では、そんな3連単馬券を的中させるコツについてご紹介していきたいと思います。3連単馬券を狙い続け、いつか的中させたい…そんな風に思っている人は是非参考にしてみてください。
3連単とは?
まずは改めてしっかりと「3連単馬券」がどういうものなのかということを知っておきましょう。3連単は知名度も高い馬券で、競馬を知らない人でも一度は耳にしたことがある馬券ではないでしょうか。しかしながら、一体どんな馬券なのか、的中率や購入比率はどうなっているのかなどはそこまで知られていないでしょう。3連単を的中させるためにもまずは3連単について知る必要があります。
まずは3連単の配当です。数ある馬券の中でも最も配当額が高い3連単。それでも宝くじに比べればよっぽど的中率は高くなり、また、自分で馬を選んで予想する楽しみもあることから非常に人気の高い馬券です。そんな3連単は平均配当がかなり高いということでも知られています。宝塚記念ではある5年間の3連単の平均配当が273,836円にもなりました。これはかなりの数字です。また、JRAが公表している3連単の過去の払い戻しランキングを見てみると、1位は29,832,950円(2012年8月4日)となっており、なんと3000万円近い額になっているのです。他の馬券に比べて格段に配当が高くなるというのが3連単の特徴で、確かにこんなに沢山の配当が期待出来るなら、多くの人が3連単馬券を購入する理由もわかりますよね。
では、そんな3連単は一体どれほどの的中率なのでしょうか?3連単の的中率は平均して0.02%ほどと言われています。つまり、数点買っただけではまず当たる事はありません。競馬のベテランなら的中率を上げることも出来るでしょうが、素人が数点買ったとしてもビギナーズラック以外、的中させることはまず出来ないと考えておいた方がいいでしょう。
3連単馬券は非常に的中率の低い馬券であることがわかりましたが、では一体どれだけの人が3連単馬券を買っていると思いますか?競馬ファン以外にも知られている知名度の高い3連単馬券の購入比率はなんと40%を越えています。ずっと競馬をやり続けてきた長年の競馬ファン以外にも、競馬初心者やふらっと競馬をしに来た人の多くが購入しているのがこの3連単馬券なのです。
3連単を外すパターンからコツを掴もう
上記でご紹介の通り、まず3連単は当たりません。競馬を長年やってきた競馬玄人ですらなかなか当てることが出来ないのですから、競馬素人やそこまで真剣に競馬予想のための分析を行っていないという人が的中させることが出来ないのは当然と言えば当然です。
しかし、どうしても3連単馬券で大きく勝ちたい…そんな風に思い、何度も何度も3連単馬券を購入しているという人も少なくないでしょう。しかし、3連単馬券はなかなか的中させることが出来ないため、回収も難しくなります。他の馬券なども買って上手く回収しつつ馬券を購入しているならいいかもしれませんが、ただ3連単馬券ばかりを購入しているなら損ばかりになってしまうでしょう。
3連単の的中させたいのなら、まずは「どんなパターンで外しているのか?」ということを知る必要があります。的中しなかったからと言ってそこで終わりではありません。自分は一体どんなパターンで的中を逃してしまっているのかがわかれば次のレースにそれを活かすことが出来ます。
3連単は買い目点数が少なすぎても当たらないですが、だからと言って競馬初心者が3連単の買い目点数を増やしても当てることは難しく、大損をしてしまうか、良くてトリガミという結果になります。まずは自分の負けパターンを知り、そこから予想に活かしてみましょう。
3連単を外すパターンその1「かすりもしない」
まずは一番最悪なパターンです。「これだ!」と思って漏れがないよう3連単ボックスで馬券を購入したというのに、見事にかすりもしない場合。このような結果で負けると、金銭的なダメージも大きいですが精神的なダメージもかなり大きなものになりますよね。
このようにかすりもしないという絶望的な負けパターンの場合は、3連複にしようが単複や馬連にしようが、的中させることが出来ません。なぜならそもそもの馬の選び方が全くダメだからです。
かすりもしないで負けるこのようなパターンで外すことが多いという人は、予想に重大な欠陥があることが考えられます。ここまで外れると自分が選んだ馬とは逆の馬を選ぶ…という当てずっぽうの方が当たるような気がしてきますよね。今までのことは全て忘れて、予想について勉強し直すのがいいでしょう。
3連単を外すパターンその2「軸馬が来ない」
軸を1頭に流しで購入していて、流しで買った馬はくるものの、大本命の軸馬が来ないというパターン。このような買い方をしている人はかなりのギャンブル好きかもしれません。
いくら流しで買った馬が入っていても、肝心の1着馬が的中しなければ3連単馬券では全て台無しです。このパターンで負けることが多い人は、買い目を増やすと余計に傷が深くなってしまうでしょう。フォーメーションにすれば的中率は上がるかもしれませんが、トリガミになる確率も高くオススメはできません。
問題は軸馬選びにあります。2、3着に来る馬の予想についてはいい線を言っている訳なので、それを今度は1着馬に注目して考えてしましょう。単勝馬券を購入するつもりで、軸馬選定のスキルアップを図りましょう。
3連単を外すパターンその3「ダークホースが突っ込んで来るパターン」
実力は未知だが、まさか来ないだろう…そう思って予想から除外したダークホースが突っ込んで来るというパターン。「これはイケる!」と思った途端、地獄に突き落とされる訳ですからショックも大きいですよね。3連単ボックス買いをしていた場合は余計にショックも大きいでしょう。
このようなパターンでの負けは競馬ではよくあることであり、完全に防ぐことは不可能です。しかしながら、あまりにもこのようなパターンで負けるという人は一度他の種類の馬券を購入してみた方がまた新しい境地を見つけ出せるかもしれません。どうしても3連単がいいというなら、今まで以上に念入りに出走馬の情報をチェックするようにするといいでしょう。
3連単を外すパターンその4「順番が違う」
選んだ馬は来ているのにゴールする順番が違うというパターン。買い目を絞り過ぎてしまった時にもこのようなパターンに陥りますが、かと言って増やしてもトリガミになって何の利益も得られない可能性もあります。
結果として見れば「惜しい」と思ってしまいがちですが、買っているのは3連単馬券です。ゴールする順番が非常に順番なのです。なので、一体どうして自分が選んだ順番と違う結果になってしまったのか?ということについて、詳しく分析し、原因を究明する必要があります。ワイド馬券などでセーフティーネットを用意しておくのもおすすめです。
3連単を的中させる3つのコツ
負けパターンを把握したら、3連単を的中させるための3つのコツを覚えておきましょう。負けパターンの分析、そしてこれらのコツを応用することでより的中率を高めることができますよ!
コツその1「単勝の当て方を知る」
3連単を的中させるためには、まずは軸馬を的中させないことには始まりません。ボックス買いやフォーメーション買いをすればいいと考えているのでは、3連単を的中させることは出来ません。軸馬をしっかりと定めないことには買い目点数ばかり増え、トリガミになってしまう確率が高まります。
コツその2「2、3着の馬を絞る」
単勝はコツさえつかめば40%以上と、高い確率で的中させることが出来ます。しかしながら、2着と3着の馬を当てるのが難しいのです。この2着3着となる馬を4頭くらいにまで絞って選ぶことが非常に重要です。
コツその3「3連複の的中率を上げる」
どうしても3連単で勝負したいという人はまずは3連複の的中率を上げるようにするといいでしょう。3連複フォーメーションなどで、的中を繰り返せば一体どのようなパターンで買ったのか、負けたのかということが見えてきます。そうなれば自ずと3連単の的中率も高まりますよ。
まとめ
以上、3連単を的中させるコツについてご紹介させていただきましたがいかがでしょうか。3連単は的中させることは難しいですが、非常に夢のある馬券ですし、馬券を買うなら3連単以外は考えられないという人もいるでしょう。
競馬でコンスタントに稼ぎたいならオススメは出来ない馬券ですが、夢を追いかけたいという人はコツを掴んで3連単の的中率をアップさせてみてください。